オークション記録02

出品名　：

「35年前タイムカプセル　鉄腕アトム　手塚治虫磁石 」(その１）

落札日　：２００４．６．２６

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Ｆｉｇ．２

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これが出品された時、私の興味はもちろん手塚物。特にジャングル大帝キャラメルに入っていたと思われるライアの人形に目を奪われていました。コレクター心理として、自分が探しているアイテム以外のものが見えないことはよくあることです。この時もそうでした。

ところが、何とか落札でき、品物が手元に届いてから、実は大変なモノをお譲りいただいていたということに気が付きました。

まあ、上の写真をご覧下さい。圧倒的なボリューム、内容の豊富さ、そして何よりも、ここまで集められていた方の想いが私の心に猛烈な勢いで迫ってくるではありませんか！。衝撃的でした。

森永マンガココアの缶にぎっしりとつめられたまま、３５年保管されていたという、まさに、タイムカプセルでした。（発掘後、中身を取り出したら、あまりにボリュームがあって、再度詰め込むと壊れてしまう恐れがあるので、私のところには、缶と中身が別々に梱包されて送られてきました。）

今回は、このすばらしい品物を私個人だけで鑑賞するのではなく、皆様にも見ていただき一緒に楽しんでいただければと思い、「オークション自慢スペシャル」として紹介していきたいと思います。

できるだけ由来を調べましたが、どのお菓子に入っていたかわからないものもたくさんあります。ご存知の方、情報をお願いいたしますね。

Ｆｉｇ．４

Ｎｏ．１
アトムアップリケシール

明治鉄腕アトムキャラメルのおまけ。ウランちゃんがたくさん当たったようですね。

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Ｎｏ．２：
アトムジェット

おなじく、明治鉄腕アトムキャラメルのおまけ。人差指さ親指ではさんでピューンと飛ばせました。また、真中下部の突起を支点としてやじろべいにもなります。

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Ｎｏ．３：
アトムビー玉

明治鉄腕アトムキャラメルのラージサイズについていました。材質はプラスチック。

アトムの絵（下図）が多いのでヒゲオヤジはかえって貴重では？

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Ｎｏ．４：
アトムマグネット

磁石が仕込まれた小形の円盤。これも、明治鉄腕アトムキャラメルのおまけだと思いますがはっきりしません。

今回は右側のアトムが入っていました。はじめは左のように透明のカプセルに入れられていたと思われます。

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Ｎｏ．５：
ジャングル大帝車付き人形

明治ジャングル大帝キャラメルのおまけ。ごらんのとおり、車がついていて転がして遊びました。

今回オークションに参加したきっかけのアイテム。おかげで、レオ、パンジャといっしょに並べることができました。（下図）

今回は、まず手塚キャラを紹介しました。いずれも明治製菓殿のお菓子のおまけです。大変小さなものですが、子供にとっては、とても嬉しいものでした。

男の子は、アトム、レオが欲しかったものですが、そんな時ほどウラン、ライアばかり出たりして、さらに、もっと運が悪い（？）時にはヒゲオヤジが出て、すこしがっかりしたものです。でも今になってみるとサブキャラの方が貴重で懐かしい気もします。ヒゲオヤジのビー玉なんか見ると、うれしくなってしまいました。昔の逆ですね。

次回以降は、手塚関係以外のものを紹介していきます。

出品名　：

「35年前タイムカプセル　鉄腕アトム　手塚治虫磁石 」(その２）

落札日　：２００４．６．２６

今回は森永のお菓子のおまけで、狼少年ケン。宇宙少年ソラン。のおもちゃです。

「当時、こんなのあったね」と覚えているものもありますが、知らなかったものもあります。今になって、お菓子メーカーの担当の方のご苦労をお察しいたします。

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Ｎｏ．６：
狼少年ケンおきあがりこぼし

森永ケンキャラメルのおまけ。ちいさなおきあがりこぼしです。

いろんなキャラがあるようです。

ケンがありませんが、いつかはやって来るでしょう。

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Ｎｏ．７：
狼少年ケンコロコロ人形

台の底に小さな鉄球がしこまれていて平らなところに置いて指ではじくと軽快に移動します。

森永ケンキャラメルのおまけだと思いますがよくわかりません。入っていた時期が違うのでしょうか？

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Ｎｏ．８：
狼少年ケンマグネット

小形の四角いプレートに磁石がしこまれています。裏には、面子でおなじみのジャンケン、謎の数字が印刷されており同じような遊びができるようになっています。

森永系のお菓子のおまけだと思いますがもこれもよくわかりません。

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Ｎｏ．９：
狼少年ケン折り紙

森永テレビガムの包み紙が折り紙になっていました。いろいろな動物がデザインされていますね。

私にも当時このようなものがあったという記憶があります。でも、このように大切に保管している子供は少なかったでしょう。
出品者に敬意を表します。

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Ｎｏ．１０：
宇宙少年ソランポンポンロケット

森永ソランキャラメルのおまけ。下の部分を押すと空気が圧縮されてカプセルが飛ぶしくみ。

こんなにバリエーションがあったんですね。

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Ｎｏ．１１：
宇宙少年ソランピュンピュン宇宙船

両サイドから輪ゴム（または糸）を引っ張ってから回して遊ぶものです。

森永ソランキャラメルに入っていました。

狼少年ケンの折り紙なんかは、当時、本当に一生懸命作ったという、リアルタイム物の迫力が感じられます。

昔誰でも一回は作ったり、見たりしたもので、その時、その場に置いたままになっていた思い出が忽然と現われるという体験を、たった今してるわけですね。お菓子のおまけのような”ささいな”物の方がかえってインパクトがあるようです。

次回は最終回です。残りの品物を紹介します。

出品名　：

「35年前タイムカプセル　鉄腕アトム　手塚治虫磁石 」(その３）

落札日　：２００４．６．２６

前回までは、明治製菓殿、森永製菓殿のお菓子のおまけを掲載しました。今回は、それ以外のメーカーさんのものです。

私はリアルタイムで遊んだ世代ですが、正直全部のおまけはとても覚えていません。手元にある資料などでできるだけ由来を調べましたが、どのお菓子に入っていたかわからないものもたくさんあります。ご存知の方、情報をお願いいたしますね。

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Ｎｏ．１２：
オバＱ空気ピンポン

不二家オバＱカラフルチョコレートについていました。

円筒型のチョコレートのケースに直接取り付けられていて、筒の一方から口で吹くと、ネットからオバＱの玉が浮き上がるというものです。

これは、パーツになるわけですが、このようなものまで丁寧に保管されていました。

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Ｎｏ．１３：
鉄人２８号人形

おなじみ、鉄人２８号グリコのおまけ。台の下にマグネットがつけられています。

このガオーポーズには魅了されました。

あらためて横山光輝先生の御冥福をお祈りいたします。

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Ｎｏ．１４：
スーパージェッターやじろべい

コビトスーパージェッターガムのおまけ。やじろべいは子供のマスコットでした。

コビトというのも懐かしいメーカーさんです。

（ａ）

（ｂ）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｆｉｇ．１８

Ｎｏ．１５：
チロリン村とくるみの木の絵替わりバッジ

森永パレードのおまけ。角度により異なった絵が見えるという定番のバッジです。当時はモダンなしかけでした。

ＮＨＫの人気人形劇「チロリン村とくるみの木」の人気キャラが印刷されています。くるみのガンコ村長（（ａ）左下）は懐かしいです。個人的にはハラペコクマも見たいな。口癖は「はーひーほーへー。ぺっこぽーん！」（見た事ない人ごめんなさい。）

ちなみに、狼少年ケンのポッポも入っていました。おまけ画像です。（詳細不明です。）

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Ｎｏ．１６：

そのほかのバッジ

森永パレードやディズニーキャラメルなどに入っていたと思われるバッジ達。

当時、冷蔵庫やタンスに貼ってしかられたものです。

個々のキャラはよくわかりませんが、どんなおまけでもうれしかったものです。

いかがでしたか？当時の子供だった人は、涙ものでしょう？
また、当時まだ生まれていなかった人も、なんか素敵な物に見えませんでしたか？

現在、食玩（というより、おまけつきお菓子みたいですが。）が予想できないほど進化しつつありますが、今回紹介したのは、特にテレビアニメのキャラ物としては最初のおまけ達です。また、タイムカプセルのように、ココアの缶にぎっしりつめられていた、というのもすばらしい由来です。

今のおまけは、大変立派なもので、大人のコレクションアイテムになっていますが、子供達の心に残っていくものはどのくらいあるんでしょうか？
３０年後を覗いていて見たくなります。