「★神戸★鉄腕アトムブリキムービング#手塚治虫 」

  落札日　：２００８．６．１４

多田製作所から発売された「鉄腕アトム　ムービングターゲット　ゲーム」です。モータ駆動のベルトに取りつけられた的をコルク銃でねらい、見事命中したら的が倒れるというしかけです。

モーターを使う当時としては高級な的当てゲームで、売値は１１００円でした。この頃、アトムの大きい電動歩行人形が１０００円、リモコンの電動歩行アトムが５８０円、ゼンマイ歩行アトムが３８０円でしたので、とても高級なおもちゃでした。買う人が少なかったので製造数も少なかったでしょう。状態は良くありませんが、箱がついているのは貴重です。

ムービンクゲームの静止画だけみてもつまらないので動画を貼りつけておきます。フォーマットや容量の関係で見れない場合はご容赦ください。この動画ではわかりませんが、背景のアトムの絵の左右（サタンとガロンの後ろ）に電球がし込まれていて、ターゲットが動いている時ピカピカ光ります。今、私の子供はこれで遊んでいます。

　「火の鳥のPOP(虫プロ手塚治虫吊下げPOPシーリング漫画昭和レトロ」

  落札日　：２００８．１．６

「手塚治虫の火の鳥（垂れ幕天吊りPOP虫プロ昭和レトロ店頭看板 」

落札日　：２００８．１．１２

（ａ）	（ｂ）
（ｃ）	（ｄ）

（ｅ）

火の鳥の年末ありがとうセールＰＯＰです。（ａ）〜（ｃ）は扇型のパーツつき。（ｄ）はプラ製のレリーフ。（ｅ）は垂れ幕です。

これは、当時物ではなく比較的新しいものです。といっても、１０年以上は経っていると思われますが。。これまでも、単品で市場に現われていましたが、今回は一箇所からまとめて出品されました。垂れ幕までついています。

ところで、このセールはどこで開催されたのか、また、どこかのメーカーの販促物なのかはよくわかりません。今まで単品でいくつか入手していましたが、入手場所が関西、九州、東京など複数箇所にまたがっているので、一箇所の商店街向けということではなく。販促物の可能性が高いと思います。

年末セールとの記述がありますが、紅白の扇の形はお正月セールでもいい感じですね。

「【天】ビッグＸワッペン☆少年ブック送り状付き手塚治虫 」

落札日　：２００７．１１．１９　

（ａ）

集英社（ビッグＸが連載されていた少年ブックを発行）の宣伝課に３０円切手同封で申し込むともらえたワッペンです。少年ブック１９６４年６月号ビッグＸ大懸賞の記事によると他にニーナ、昭（ビッグＸの変身前）、ナチスの司令官（ハンスのこと）の４点が１セットだったようです。（（ｃ）ご参照）。

この商品では、ワッペンに同封された編集部からの貴重な手紙もつけられて出品されていました。（（ｂ）ご参照）。１９６４年８月３日から放送されたアニメについての記述もあります。

この手紙にも書いてありますが、ワッペンの他に特別サービス品としてビッグＸカレンダーと時間表が同封されていたようです。残念ながら今回の出品では、これはついていませんでした。このカレンダーがどのようなものだったか推察するための手ががりが少年ブック１９６４年５月号に掲載されているビッグＸカレンダーです。（（ｄ）ご参照）こんなのが１年分ついてたらすごいですね。

ちなみに、（ｅ）は今井科学のプラモデル「ジュニアビッグＸ」についていたビッグＸカレンダー＆時間割です。このカレンダーは１９６５年のものでワッペンより１年後のものです。これはちょっと地味ですね。

「鉄腕アトム、ちろりん村とくるみの木・1枚のちらし 」

落札日　：２００７．６．１８　

大阪のおもちゃ屋さん（たぶん）のちらしです。「チロリン村とくるみの木」は１９５６〜１９６４までＮＨＫで放送されていた人形劇。往年のファンには涙物の懐かしさだと思います。アトムのアニメ放映が１９６３〜ですので、このちらしは、１９６３か１９６４あたりのものでしょう。裏面のピアノとオルガンの広告の少女にも“胸キュン物”です。

さて、どうして小生がこのちらしに入札したかというと、「ダイビング潜水夫」というおもちゃが掲載されていたからなんです。（（ｃ）ご参照。）このおもちゃ、小生も持っていて反応してしまいました。

下の(ｄ）（ｅ）は実物の写真です。アトムは、ちらしの絵とだいぶ感じが違いますが、イメージはちゃんと描かれていますね。

このおもちゃは、当時の玩具業界紙である東京玩具商報の広告に掲載されています。このような小品で由来がわかる例は珍しいです。製造元は大和玩具。品物の名前は、「アトムマジックダイビング」となっています。「マジックダイビング」のマジックの意味が分かりにくかったので、ちらしでは「ダイビング潜水夫」としたのでしょう。

「アトム・ウランちゃん・ソフビ付縄跳び★検/マルサン・ビリケン  」

落札日　：２００６．１２．１４　

アトムとウランがグリップになっている縄跳びひもです。版権が「ＮＴＶ、手塚プロ」なので昭和カラー版（ＮＴＶ版）アトムの頃（１９８０〜１９８１）のグッズのようです。

実はこのＨＰでは、昭和カラー版アトムのグッズは掲載しておりません。ネットオークションなどでも、ほとんど入札していません。理由はあくまで小生の趣味の問題です。最初のモノクロアトム（フジテレビ版）の印象があまりにも強く、どうしても「アトムとくれば最初の方」と感じてしまうためなんです。

それではどうしてこの縄跳びを落札したかというと、なぜか気になってしまったからです。品物が届いてじっくり見ると、その理由がわかりました。この縄跳び人形は、下に示している貯金箱（（ａ）、（ｂ）ご参照）とよく似ているんです。口を少しあけたアトムの表情、手に二本の黄色い花を持ったウラン。プロポーションは違いますが、とても感じが似ています。もしかしたら、同じところで造られたのかもしれません。

この貯金箱は、縄跳びと同じＮＴＶ、手塚プロの版権で、いくつかの地方銀行が共同で使用したものです。もしかしたら銀行が縄跳びも配ったのでしょうかね？

新しいと思いこんでいたＮＴＶ版アトムも今や２７年も前のアニメなんですね。。。一応グッズは結構貯め込んでいますので、いつか紹介したいと思います。

ちなみに手塚キャラ関連の縄跳びひもとしては、サンダーマスクの縄跳びもあります。

「マグマ大使のアース様か仙人かゼンマイ動力昔物」

落札日　：２００６．１．９　

この人形。マグマ大使に登場するアース様だと言われています。（残念ながら杖の先が折れて欠損しています。）姿は確かにアース様に似ているので、アース様として掲載されているマニア本もあります。でも、どうもそれらしくありません。白雪姫の小人のようなやさしい顔で、威厳みたいなものが感じられないからでしょうか？鼻の下にヒゲがないせいかもしれません。

この人形のこと、前から気になっていたので、現物を確認したくてオークションに参加しました。足裏の刻印から、どうも米澤から発売されたもののようです。当時確かに米澤はマグマ大使関連の怪獣のゼンマイアクションなどのおもちゃを発売していました。しかし、わざわざ、地味なアース様だけを売るということがあるでしょうか？マグマなども出ていたら納得ですが、同じギミックではまだ発見していません。

もしかして他のキャラという可能性もあると思っていますがいかがでしょう？ご存知の方がいらっしゃればぜひ何か情報をいただければと思います。

「◎古倉庫出！ブリキ「小さな鉄腕アトム」当時物！◎ 」

落札日　：２００５．６．９　

アトムの電車まわりの回転パーツだけの出品。実は、アトムの電車周りの土台の部分だけ持っていたので（（ｃ）ご参照）、入札しました。

以前紹介したビッグＸ電車周りの回転パーツの時も驚きましたが、またまた、こんなことがあるとは思いませんでした。早速、針金のレプリカを作って取りつけました。チリン、チリンという音を出しながら、アトムが気持ちよさそうに上を飛んでいます。

古いおもちゃを集めていると、どこかが欠品になっているものをたくさん見かけます。完品はとても高価な物でも、この場合はジャンク扱いなので、価格も比較的低く入手しやすいんです。気長にこつこつとパーツを集めて完品に仕上げるというのも、収集の醍醐味のひとつかもしれません。

ただし、出品されているパーツがどのおもちゃの、どの部分かを知っている必要があります。カタログや収集本などに掲載されている写真を見たり、専門店をまわって本物を見たりという修行（？）はしないといけないかな？あとは。まちがって、全然関係ないものを買ってしまってもガッカリしないことでしょうか？

「J.明治製菓・ジャングル大帝キャラメル・ジャングルパノラマ」

落札日　：２００５．５．２２　

明治製菓のジャングル大帝キャラメルの景品だと思います。キャラメルの上フタなどを集めて明治製菓に送るともらえたもののようです。

ジャングルや草原の絵が描かれている台紙に、マジックプリントでレオをはじめとするジャングルの仲間たちを貼り付けて楽しむというものです。色々な動物達が本当に楽しそうに飛びまわっていますね。遊ばれた方のうれしくてしょうがない気持ちがよく表れています。

今回は、台紙が２種類分の出品でした。何種類かあるのかもしれません。マジックプリントは１種類のようです。

実は下図に示しているように、１種類の方は小生も持っていましたが、もったいなくてシールを貼る勇気がありませんでした。でも、このようなものは、ちゃんと遊ばないとダメですね。（ｅ）と（ｈ）は同じ場所ですが、シールが貼られた方は、なんとにぎやかで、楽しそうではありませんか！

「昭和レトロ　ジャングル大帝レオ陶器人形手塚治虫」

落札日　：２００５．２．６　

レオの陶器製人形です。低い姿勢で敵に備えているかのようなポーズです。有名な専門店からの出品でした。

これとほぼ同じ造作の陶器製人形を２体持っていて（下図ご参照）、ポーズ違いということで入札してみました。レオの人形で立ちポーズ、おすわりポーズ（たとえばコレ）というのは、よく見かけますが、このようなファイティングポーズは珍らしいと思います。でも、どの方向からでも、安定したかっこいい写真がとりにくく苦労しました。前から見ると頭だけしかみえず、しかも両目の向きがバラバラなんです。。。

今回落札したものは、白いボディに金色のスプレーがかけられています。もちろんレオは白いライオンのはずなのに、これは何故でしょうか？金銀の２種類が発売されていたのでしょうか？あるいは、今のところ版権が確認されていないので、もともと「レオもどき」であり、色違いも作られたのでしょうか？いずれにしても、今後またポーズ違いが出てくることを期待しています。